キャブセッティング効率化(エイプ50)

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バイク

キャブセッティングの度に、シート、燃料タンク、コネクティングチューブ、キャブ本体を外すとなると…なかなか手間がかかります。

必要な箇所のみを外すだけで、メインジエット(以降、MJ)、パイロットジェット(以降、PJ)を交換出来るようにし、セッティングの効率化を行います。

やることとしては、交換用工具を揃えるのと、フロートチャンバーのネジ2本の交換のみとなるので簡単です。

対策後の交換手順は、以下になります。

1.燃料タンクからのガソリンの供給を止める
2.燃料ホースを外す
3.フロートチャンバーボディーを外す
4.MJ/PJ交換
5.フロントチャンバーボディーを取り付ける
6.燃料ホースを取り付ける
7.燃料タンクからガソリンを供給する

MJ/PJ交換までの手順を大分省略できるかと思います。

では、準備後に実施していきます。

準備

工具

  • 板ラチェットドライバーセット(マイナスビット6mm、六角ビット) 
  • 紙コップ ※ガソリン受け用
  • コンビネーションレンチ
  • ラチェットハンドル
  • ラチェットレンチ
  • 六角レンチ

パーツ

以下は、参考情報として載せておきます。

注)外したネジとワッシャーをホームセンターに持って行き、念のため現物合わせを行ってください。

  • 六角穴付ネジ(M4,15mm) ※ネジの頭部分を省いた長さ
  • 平形ワッシャー(M4ボルト用)

(参考)「ネジサイズの測り方」について以下のサイトを参考にさせて頂きました。

ネジサイズの測り方 ピッチゲージとノギス使用 | alumania INFORMATION
ボルトやネジのネジ部分の直径とピッチの測り方について例題を使って解説します。ホームセンターなどで販売されるネジには「直径」と「長さ」と(ピッチ)の3種類が表示されています。直径と長さはノギスで測り、ピッチはピッチゲージを用いて確認します。

フロートチャンバーボディのプラスネジの六角穴付ネジ化

フロートチャンバーボディーのネジを「プラスネジ」から「六角穴付ネジ」に交換します。

セッティング中は何度もネジを緩めたり、締めたりします。そのため、次第にネジ山が潰れてきて、外せなくなって苦労することになるので、セッティング対策として交換しておきます。

交換するのは、下記の赤丸のネジになります(反対側のネジも同様に替えます)。写真では、ネジの長さを合わせるため、スプリングワッシャーを一枚入れましたが、ネジが飛び出ていても問題なさそうなので、ワッシャーのみで大丈夫そうです。

実践(ジェット交換)

手順は最初に記載した通りなので、ポイントだけ解説します。

■フロートチャンバーを外す

板ラチェットに六角ビットをつけて、左右2本の六角穴付きボルトを外します。

■ジェットを外す

板ラチェットのビットをマイナス(-)に付け替え、MJ/PJを外します。
このラチェットは、あたまがダイアルのように回るので、マイナスビットをMJ/PJに押し当ててやさしく回すとマイナスビットがジェットのマイナスネジにはまるので、はまったら垂直にしてから回すとジェットのネジが傷つきにくいです。
注)マイナスビットは、各ジェットのマイナス差し込みサイズにピッタリのものを選びます。でないと、ジェットのネジでなめますので…

結果

この交換方法に変えてから、おおよそ「15分」かかっていたMJ/PJ交換が「5分」でできるようになりました(慣れもあるかと思います)

ジェット交換が面倒と思われている方は試してみてはいかがでしょうか。

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