カーブ進入時のブレーキなど直線でない場合のブレーキ方法は高度なテクニックと経験が必要であるため、ここではほぼ直線の道路で走行中の減速について説明していきます。
減速の方法
減速の方法としては、以下方法があります。
1.アクセルを緩める
2.リアブレーキをかける
3.フロントブレーキをかける
4.シフトダウンする
減速は、1→2→3→4で行います。
ここで注意したいことを以下に記載します。
「3」のみでブレーキをかけると、前のタイヤのみに制動がおこり、リヤタイヤが浮き上がって、転倒の原因になります。
「4」のみでブレーキをかけたとき、エンジンの回転数が高い状態であった場合、タイヤにロックがかかったり、エンジンの許容した回転数を超えて回すことになるため、エンジンに負担がかかり、寿命が短くなる原因になります。
実戦
最初に、1(アクセルオフ)を行います。
次に、2(リアブレーキ)を行いますが、2のあとすぐに3(フロントブレーキ)をかけるイメージで行います。
その後、スピードが少し落ちたら、ひとつ下のギアにシフトダウン。
さらにスピードが落ちてきたら、もうひとつ下のギアにシフトダウンという要領で、1速まで落として停止します。
停止する前にクラッチレバーを握っておくことを忘れずに。エンストします。
信号待ちなどでは、ギアをニュートラルに入れれば、クラッチレバーは離して大丈夫です。
また、停止中は、リアブレーキ(足のブレーキ)のみで停止していると楽だと思います。
以上、基本的な減速のしかたについて説明をしてきました。
減速から停止までの動作は事故を起こさない運転するうえで非常に重要なので、まずはこれが無意識で出来るようになることを目指すのが良いかと思います。
次回は、エイプ50に乗って感じたことを書いていきたいと思います。